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 ニュース&トピックス

看護小規模多機能かしの木運営推進会議を開催しました
2023-09-20
注目

令和5年度第2回看護小規模多機能かしの木運営推進会議を開催しました。

評価及び要望・助言と、それに対する考え方は以下の通りです。

【登録者の状況】
8月末現在 16名 (男性:6名  女性:10名) 平均介護度3.8
【事故の状況】
6月~8月まで 事故件数8件 内、市への報告3件
【特記事項・その他】
①行事等:6月 おやつ作り(プリンアラモード)、7月すいか割り、8月 夏のデザート作り(アイストッピング)
②地域活動:7月30日 上町公園 盆踊り大会に飲み物差し入れ
③施設全体活動:健康診断、AED研修、グリッターバグによる手洗い指導、健康づくりDVD視聴
④サービスについて:短期利用居宅介護2名受け入れ 8/1~8/10・8/19~8/31 いずれも緊急の相談
⑤面会について:有料ホームの取り決めに準じ対応しているが、看取りの期の方は制限なく入室、面会行っている。

【活動状況に関する評価】

認知症の方も多く、医療ケアと認知症ケアの両方を行うのは大変かと思う。病状に合わせて看護と介護が情報共有しケアを行っている説明を聞き、個別の認知症ケアを実践していることがわかる。看取りの対応も話し合いの場が持たれ、意向に沿えるよう努力している様子が伺える。今後も利用者や家族のために頑張って欲しい。

【要望・助言】

① 認知症に対するケアの方針はどのように決定しているのか。

② 面会について、他の施設の動向も踏まえ、樫の木の対応を聞きたい。
③転倒やずり落ちの事故が多いようだ。小さな事故が大きな事故に繋がる。特に車両事故は事前の安全確認をしっかり行って欲しい。
④ 受け入れ先かないということを経験した身からすると、小さなことでも素早く対応してもらい、ありがたく思う。
⑤看取りケアはどのようにして取り決めするのか。

【要望・助言に対する考え方】

① 認知症の症状について個別に話し合い、病状によっては専門医に繋げ薬の調整を行う。日常のケアでは職員の都合で行わず、利用者の状態に合わせるようにしている。焦らせないのがポイント。

② 第5類に移行してからは事前予約制、相談室で30分以内2名まで可能となった。看取りが近い方は制限なく居室面会している。他の施設も時間や人数制限を行っているところがほとんどのようだ。
③ センサーマット等を活用し安全な環境を提供していきたい。車両については、運行前安全確認を徹底する。
④今後も看護と介護が情報共有し、体調管理を行っていく。
⑤医師の説明の場を設け、看取りの意思確認を行っているが、家族の意思が反映されやすく、利用者の意思確認がとれたケースは少なく、課題である。話し合いは一度だけでなく、繰り返しの意思確認が必要と思う。また、看取ったケースを振り返り、次のケアに生かせるよう職員間で話し合いをしている。
 
以上、貴重なご意見ありがとうございしまた。
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